人類が最初に電気の存在を知ったのは、古代のエジプトやギリシア、ローマの時代でした。当時雷によって感電するという現象が知られていたし、電気を起こす魚に触れて体の治療をするといったこともあったといいます。

実は古代エジプトには、明らかにガラスの細長い電球と、内部の光る部分(フィラメント)を描いたレリーフがあります。証明はできないオーパーツというわけですが、古代エジプト人は電気を使いこなしていたのかもしれません。バグダッド電池と呼ばれる、電池のようなものが古代のパルティアの遺跡から出土していることから、古代文明発祥地の人が、電気製品使いこなしていた可能性は十分にありそうです。
モーターコイルを人類が使い始めた歴史にも、興味が湧いてきます。
日本で江戸時代の頃はからくり人形みたいなものはありましたが、今みたいに電気を流したモーターで動く、モーターコイルの原理は生み出されませんでした。
ヨーロッパで世界で最初のモーターや発電機が発明されたのは19世紀前半、江戸時代の後期の頃です。当時のものは原始的で小さなエネルギーを生み出すものでしたが、これがいまの家電製品などの機械には欠かせない動力になっています。
しかし古代人などは、もしかするとモーターさえ使いこなしていたかもしれいないなと、そんな風に思わせる不思議な魅力が、古代の中東地域にはあるんですよね。